研究開発

磨き丸太を用いた建築構法

近年、地球温暖化問題や山林荒廃などの問題を背景として、国産木材利用の推進が国策として進められています。
そこで弊社では、装飾的象徴的な建築表現を行う際に用いられることの多い、日本ならではの素材である「磨き丸太」に着目し、これを主要構造材とした新しい建築構法の研究開発に取組んでおります。

磨き丸太を用いた建築実例

株式会社キャス企画設計本社

木造平屋建て 延べ面積146.61㎡

ポインタを合わせると内観の画像に切替わります


磨き丸太フレーム工法の住宅建築の第1号。
今作では、本工法の施工性確認、耐力上必要な壁の減量などに挑戦しました。
エントランスおよび廊下部分が広く高く設けられており、来訪者が訪れてすぐに磨き丸太の伸びやかな垂直性を感じることが出来るようデザインしています。

E邸

木造平屋建て 延べ面積114.31㎡

ポインタを合わせると内観の画像に切替わります


磨き丸太フレーム工法の住宅建築の第2号。
エントランス外部に十文字に構えた磨き丸太が象徴的な建物です。
今作では、勾配屋根の室側の登り梁にも磨き丸太を採用し、現しとすることで、躍動感のある空間を演出しています。

T邸

木造2階建て 延べ面積195.64㎡

ポインタを合わせると内観の画像に切替わります


磨き丸太フレーム工法の住宅建築の第3号。
磨き丸太フレーム工法の住宅建築として、今作では、2階建てに挑みました。また今回は、丸太の接合面から長尺ボルトを金物を介して差込み、柱梁の各方向の金物同士をボルト接合することで、より強固な接合を達成しています。

磨き丸太を用いた建築の仮想イメージ

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磨き丸太の部材試験・構造試験の様子

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プロジェクト紹介動画

近年、地球環境問題の改善や地域環境の保全を背景として、国産木材利用の推進が国や自治体を中心に進められています。国産木材利用の推進には、スギ・ヒノキの木材特性が活かされた新しい建築工法や新しい建築デザインの研究・開発などが一端を担うこととなります。
この動画では、日本の森林環境や木材の性質などの解説からはじまり、本プロジェクトの魅力や意義をお伝え致します。

(時間 15:32)

建築作品参考例

ACCESS

アクセス

株式会社 キャス企画設計

所在:福岡県久留米市野中町1-1
電話:0942-44-1616
 
【お車でお越しの方へ】
  九州自動車道 久留米ICより県道86号を約2km南下
  交差点「競輪場東口」右折
  久留米競輪場外周沿いに約400m